養子に迎えた少女の恐るべき正体と境遇に唖然
※本作について少しでも興味がある人は何の予備知識も得ずに鑑賞することをおすすめします。
2009年に公開された映画『エスター』
公開から10年以上経過した現在でも人気があるホラー映画です。
その人気ぶりからか最近になって続編の公開が決まったようです。
続編は映画『エスター』の前日譚らしいのですが
当時12歳でエスターを演じた女優が再度エスター役に抜擢されたとのこと。
10年以上経過した現在、女優さんは既に20歳を超えているわけですが、
どのように演じるのか非常に楽しみです。
あらすじ
子どもを流産で亡くしたケイトとジョンは悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦の関係も限界を超えていた。
以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは容姿を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。そこで出会ったエスターという少女を養女として迎え入れる。
鑑賞した人の感想
肯定派
・マジで怖すぎ。何よりも、母親が何を言っても信じてもらえず味方がいないのが救いが無さ過ぎる
・新作に向けて鑑賞したけど、中々に胸糞で面白かった
・ホラー映画でも名作はちゃんと話が面白いというのがわかったよ
・最高に怖くて面白かった。人間不信になりそう
否定派
・回収してくれない謎が結構あってモヤモヤした
・つまらなくはないけど自分には合わなかった
・見てて気分が悪い。不快この言葉に限る
感想
【ホラー度】★★☆☆☆
グロ無し・心霊無し・お色気無しと3拍子そろっていて誰でもおすすめ!
流産を原因に家庭崩壊を起こしていた一家がそのつなぎ役として引き取った養女エスター。
ちょっと問題行動はあるものの優秀な女の子で家庭は安定!と思いきや
だんだんとエスターの周辺で違和感を感じ始め「さいごには…」といった作品です。
家族の絆を取り戻すはずがエスターによって家族が分断されていく様子はまさに恐怖そのもの。
劇中の最後のエスターとの最後の一戦もかなり見ごたえがあるものでした。
「やっぱり幽霊なんかより人間のほうが怖いよね…」そう思わせてくれる作品。
非常に見ごたえがある作品ですが、
何よりも当時エスター役の女優の演技力の凄さは圧巻。
少女と女の顔を巧みに使い分ける様子は「自分は映画を観ている」ということを忘れさせてくるほど素晴らしい物でした。